リフォーム:父のタイピン、母のジュエリーから

父のタイピン、母のジュエリーから1つのペンダントへリフォーム

作品について

大切な方から贈られたジュエリー、大切な方が身に着けていたジュエリー、そして心惹かれご自身で買い求めたジュエリー。
様々な”想い”を持つこれら全てを合わせて、新たなジュエリーを造る。
それはリフォームの醍醐味であります。

今回、お客様よりお預かりしましたのは

  • 幼い頃、お母様が身に着けていらっしゃった記憶のある指輪
  • お父様の持ち物であったグリーンの石のついたタイバー
  • 同じくお父様の持ち物であったダイヤの入ったタイピン

その他にもたくさんの思い出のお品物を拝見いたしました。

打ち合わせはメールでさせていただきました。
まず「石が何であるか?」というご質問がありましたので、鑑定士の立場からお答えしました。
お母様の指輪に使われていたかなり大きな紫色の石は、台座から取り外し丁寧に洗浄してみたところ、光源によって色が変化する合成アレキサンドライトではないかと鑑定させていただきました。
この時代のジュエリーにはよく使用されていたようです。
緑の石については、おそらくトルマリンかと推測いたしました。
ただし鑑定機関での正式な鑑別をご希望ではなかったので、このまま”思い出の詰まったプライベートジュエリー”としてお作りすることになりました。

デザインにつきましては、アンティーク風のマルチカラーペンダントをご提案させていただきました。
メールにて何点かデザイン画をご覧いただき、このデザインをお選びいただきました。

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昨今、”ジュエリーの断捨離”にご来店いただくお客様が増えております。
大切なジュエリーに想いを馳せ、さまざまな思い出が蘇ったり再発見があったり。
ジュエリーリフォームはとても奥深いですね。

ジュエリー制作ノート

【制作方法】オリジナルデザインでのリフォーム、ご来店での打ち合わせ
【リフォーム前アイテム】指輪/リング、タイピン、タイバー
【リフォーム後アイテム】ペンダント/ネックレス
【使用素材】K18ホワイトゴールド、合成アレキサンドライト(推測)、グリーントルマリン(推測)、ダイヤモンド