クッションカットのルビーをレール留めエタニティリングへリフォーム

作品について

『ルビーが一列に並んでいる』というコンセプトは変えずに、新たな指輪へとリフォームしました。
同じコンセプトにも関わらず、リフォーム前と後とで受ける印象がかなり違いませんか?今回は、どこからその違いが生まれるのか、解説したいと思います。

①地金
リフォーム前の指輪は、上半分の地金のボリュームが大きすぎてルビーが目立ちません。また指輪の底部(手のひら側)に向けて徐々に地金が薄くしてあり、ファッションリングのような雰囲気です。
リフォーム後の指輪では、正面から見た時はルビーが目立つよう地金の面積を小さく、サイドから見た時はジュエリーとしての格が感じられるよう、全体にしっかりとした厚みを持たせました。

②ルビーの状態
過年によって痛んでしまったルビーがありましたので、それを新しいものと交換いたしました。同じサイズ、カットはもちろんですが、品質と色を合わせることも大切です。

③技術
まさに『完璧に矯正された歯』のように、隙間なくぴったりと並べて留めてあります。この留め方は『レール留め』といって、特に色石で行うのは難度が高く、職人の技術の差が如実に現れます。
またこの写真ではフルエタニティのように見えますが、実際はルビーは裏側まで入っていません。しかし着用して上面から見るとフルエタニティに見えるよう、指輪のサイドの位置より少し下までルビーを入れています。

「単品として、またダイヤのエタニティとセット使いで、とても楽しんでます」とお客様よりコメント頂戴いたしました。

DATA

【制作】リフォーム
【素材】K18イエローゴールド、ルビー