リフォーム:メールのやり取りのみで完成したリング
作品について
遠く秋田より、メールでご連絡いただきました。
初めてのジュエリーリフォームは、誰でも不安や心配になるもの。さらに実際に会ったことのない者に大切な婚約指輪を託すのは、勇気のいることだったと思います。
初めにデザインのご希望をお聞きしたところ、『カルティエのソリテール風に』とのこと。その後、メレダイヤの品質やサイズ、石留めの細部に渡り何度もメールでやりとりしました。お客様からも熱心にご質問頂きました。
いつもお客様からのご質問には丁寧にお答えするよう努めておりますが、今回は特にメールだけのやりとり。この段階でまだリフォームするジュエリーも送っていただいておりません。そのため画像や具体的な数字(カラット数やmm単位の寸法)をお伝えして、意思疎通していきました。お客様の不安なお気持ちを払拭するため、出来るだけ分かりやすく一生懸命ご説明いたしました。また私が発信しているジュエリーコラムも役に立ったそうです。
デザインがほぼ決定し、リフォームするジュエリーを送っていただきました。そして最終的な打ち合わせをし、お見積もり作成。全てにOKをいただき、正式にご注文を承りました。ここから製作スタートです。
さて、お客様にお会いできない場合、指輪のサイズが分かりません。その場合、当店ではこのような対応をしております。
1.サイズゲージのお貸し出し
2.お造りになりたいリングをはめる指と同じサイズのリングを送っていただき、そのリングと同じサイズにする。
指輪のサイズに関するコラムもご参考ください
美しいダイヤモンドリングが完成し、早速お客様に画像をお送りしました。とてもお喜びいただき、ホッとひと安心。ご入金をいただいて直ぐに発送し、お客様の元へたどり着きました。
ジュエリーにとっては長いドック入りとなりましたが、美しく変身しキラキラ嬉しそうです。そしてきっとお客様を笑顔にしたのだと思います。願わくば、私もその場に立ち会わせていただきたかったです!
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『お客様の声』にジュエリーをリフォームした感想をお寄せいただきました。
何度も着けたり外したりしてはHAPPYな気分♡【口コミ・評判・レビュー075】
ジュエリー制作ノート
【制作方法】メールでの打ち合わせ、オリジナルデザインでのリフォーム
【リフォーム前アイテム】指輪/リング、ペンダント/ネックレス
【リフォーム後アイテム】指輪/リング
【使用素材】プラチナ900、ダイヤモンド