オーダーメイド:側面まで美しいダイヤを
作品について
オーダーメイドするジュエリーの代表格『エタニティリング』。
エタニティリングとは指輪の腕全てにダイヤモンドを敷き詰めたリングのことです。360°ぐるっとメレダイヤが入っています。
ということは切る部分がありませんので後からサイズ直しはできません。自分の指に完全に合うサイズを求め、オーダーメイドされるお客様が多いのでしょう。
さてこの度、小指用エタニティリングのご注文をいただきました。
小指は一番端の指ですから隣に指がありません(あたりまえ)。これは『指輪の側面や底がよく見える』ということです。
例えば手のひらを合わせて合掌してみてください。あなたの向こう側に立っている人からは、ピンキーリングの側面がとてもよく見えます。ということは側面に使用するダイヤモンドまで、妥協せず厳選しなくてはいけません。
参考コラム:私が『綺麗なメレダイヤ』を使う理由
メレダイヤと一口に言ってもサイズはさまざま。
どんなサイズのメレダイヤを使うかはエタニティリングを制作する上でとても重要なポイントです。あまり小さいメレダイヤにしてしまうと、元々可愛らしい印象の強いピンキーリングがより可愛らしく、子供っぽく映ってしまいます。
長くご愛用いただくためにはピンキー1本でも存在感が感じられる、少し大きめのメレダイヤがオススメです。
今回の指輪では、トータル1ctのメレダイヤを使用いたしました。
元々サイズの小さいピンキーリングに合わせますとメレダイヤがかなり大きく感じられ、高級感がありますね。
どんなファッションにも、そして他のジュエリーとの相性も抜群のエタニティ・ピンキーリング。マストアイテムかもしれません。
ですがサイズを決める時はくれぐれも慎重に!
ジュエリー制作ノート
【制作方法】ご来店での打ち合わせ、デザイン画制作、鍛造手作りでのオーダーメイド
【制作アイテム】指輪/リング
【使用素材】プラチナ900、ダイヤモンド