こちらは先日取り寄せたダイヤモンドルース
1ct DのIF、トリプルエクサレント、(トップクラスの品質)GIAの鑑定書付きです。

今の価格ですと200〜250万ぐらいでしょうか。。。

ダイヤモンドはこのしっかりとした分かりやすい世界的に統一された品質表示があるため、今はネットで価格と品質を比較検討し購入できる世の中になりました。私たち鑑定士は廃業しなくてはなりませんね。(笑)

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GIAとは米国にある私が卒業した宝石の鑑定、鑑別を学ぶ学校ですが、メインの業務はダイヤモンドをはじめ様々な色石の鑑定鑑別です。世界の鑑定、鑑別の基準を統括し、ここで学んだ鑑定士が世界じゅうで活躍しており、日本の鑑定機関もほとんどがGIAの基準に乗っ取って判定されています。

コラム:4Cは知ってるけど・・・5番目の”C”?【ダイヤモンドの基礎知識】(c03)

さて、資産としてダイヤモンドを考えるというタイトルです。

お金を銀行に預けていてもほとんど利息がつかない、低金利時代なので1年経っても10年たっても100万円はほとんど100万円。デフレが長く続く日本では、それでも銀行に預けている人も貯金箱代わりにいらっしゃると思います。ですが、1000円で買えたものが1000円で買えなくなるようになれば、預金の数字は同じでも、目減りしているということになります。

ここでまた話は脱線します。

10年前の東日本大震災の直後、実は仙台あたりでジュエリーがかなり売れたそうです。仙台バブルと呼ばれています。なぜ?と私も不思議でした。太い金のネックレスや身につけていられる換金性のあるダイヤモンドが非常に売れたと聞いています。

人間の真理はとても不思議なものです。あのような大きな震災で全てを流されてしまうようなことを目にすると、すぐ換金できるようなものを身に付けておくことはとても大事、と多くの国民、特に震災を直に経験された方々は身を持って感じたのだと思います。また保険金などの多くのお金が動いたということもある、と分析する方もいます。

それまでダイヤモンドは日本人にとってはファッションの一部ですが、海外の人にとっては資産という要素が大きいです。自分の国に対して絶大な信頼がある日本人は(意識していませんが)、資産といえば不動産と考えます。ですが、世界に目を転じてみれば資産に対する考え方は様々、戦争によって国が無くなったり、その支配体制が変わったりと、日本人にはなかなか想像することが難しい状況に直面しています。

自分の国を持たなかったユダヤの民は、資産をいかに容易に持って移動できるか?ということが非常に大切なことだったそうです。ダイヤモンドビジネスをユダヤが牛耳ったのはそのような状況下にあったからだと言われています。

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さて、ジュエリーはファッションの一部と考える日本人にとってダイヤモンドは資産になるのでしょうか?

私は次のように考えています。

日本人にとってダイヤモンドを資産という目的だけで購入することは難しいと思います。

100万円で買ったダイヤモンドが必ず100万円で売れるか?と聞かれればそれは違うでしょう。ダイヤモンドは毎年毎年その価値が上がるような商品ではもうないし、購入価格には販売者側の利益が含まれています(その流通経路によって%は様々です)。

では、ダイヤモンドは資産+喜びを与えるくれる物、と定義したらどうでしょう?

100万円で買ったダイヤモンドが20年後に70万円で売れ、30万円分を20年間で十分楽しむことが出来た、と考えたらいかがでしょうか?20年間キラキラのダイヤモンドを愛でて十分楽しみ、最終的には換金しても良いし、大切な人に譲っても良いですね。国を移動したりすることがほぼ無い日本人にとってみれば、このような考え方、資産+喜びが一番合っているのではないでしょうか?

同じような資産価値(資産+喜び)の物として絵画や骨董調度品などがあります。これらもその美しさを提供してくれ、豊かな気持ちにさせてくれるものです。ですがこれらは相当勉強しないとその価値を判断することが難しそうです。

ダイヤモンドはそれに比べて、世界的に統一された鑑定書(GIAに準ずる)がついているので、シンプルに言えばこの評価と価格を比較検討さえすれば良いだけです。どうですか?少し勉強すれば簡単に購入出来そうですよね。

昔に比べて日本の鑑定機関の判定基準はかなり厳しくなっているので、一番良いクラスのダイヤでなくても十分美しいです。鑑定書に表記されない項目に少し気をつける要素もありますが、概ねこの鑑定書を信頼して良いのです。

さて、当店のご提供できること、それは購入されたダイヤモンドをより輝かせるため、そしてワクワクして着けていただくため、デザイン製作力を提供させていただくことです。使用頻度が多くたっぷり楽しむことができるようお手伝いさせていtだきます。

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