腕
指輪の金属で出来た輪の部分。リングでは中石がすわる座から、バランスの良い太さで出来ているものが美しい。量産の商品によく見られるように、この部分軽く作ることによって安く仕上げることが出来る。
指なじみ
腕の内側、指がリングと触れる部分のこと。 ここは見えにくい箇所ですが、着け心地に非常に影響しますので、しっかりした仕上げが必要です。
エタニティリング
ダイヤモンドなどの宝石が、リングの周りを一周ぐるっとセットされたもので、エタ-ナル(永遠)であることがその名前の由来。マリッジとしても人気があります。その人のサイズに合わせてお作りするので、価値があるとされます。使いやすさ価格面など考えると、半周セットしたハーフエタニティもお奨めです。エタニティーはサイズ直しができませんので要注意!
ガードル
カットした宝石の一番幅の広い部分。外周。クラウンとパビリオンの境界。いちばんキズやヒビが付きやすい部分ですので、石留め時に慎重を要します。またガードルが厚かったり、歪だったりすると、キレイに宝石を留めることができません。研磨することをお奨めします。
キューレット
宝石のパビリオン部の先端の尖ったところ。テーブル面からここまでが高い石は、バランスをとるのが難しいので、サイドからのデザイン画などで確認した方がよいでしょう。
キャスト
ジュエリー制作のひとつの方法。 地金を形に流し込んで成型させる方法です。地金を叩いて形成する手作りと違って、地金の密度が低く、同じ容積でも手作りに比べて軽く出来あがります。ス(形成時に出来る空気の穴)が出ることが多く、仕上げに慎重を要します。量産製品に用いられる製法。
手作り
ジュエリー制作のひとつの方法。 地金を熱して叩く、曲げる、削る、ロー付けするなどして成型していく方法。キャスト製法に比べて地金が締まっており、工賃も高くなるが、出来上がりは美しい。
鏡面仕上げ
その名のとおり、地金の表面を鏡のように磨いてある状態。
マット仕上げ
果物の梨のようなザラついた感じから、梨地仕上げとも呼ばれます。研磨材によって金属の表面に無数の微細な凹凸をつける技術のことで、表面は曇ったような光沢のないものになります。鏡面仕上げと併用でコントラストをつけて、デザイン性を高めることができます。道具によってさまざまな表情をつけることが出来ます。
ミル打ち・ミル彫り
地金のフチにアンティークジュエリーによく見られような、ツブツブの模様をつける技法。
彫り留め
地金を鏨(たがね)で彫り起こして爪をつくりメレダイヤなどを留める方法。地金にダイヤが埋まった感じの出来上がり。
フクリン留め
石のフチに地金をかぶせて留める方法。
パヴェ
彫り留めでダイヤモンドをぎっしり留めたセッティング。 語源はフランス語の「敷石」からきています。 センターストーンに負けない迫力とボリューム感で、高級感があります。
カボション
上半分をおわん型、ドーム型に研磨した宝石。
バゲット
脇石にしたり、敷き詰めたりするときに使う長方形のダイヤモンドのカット名。 サイドストーンとしてよく利用されます。
テパードバゲット
くさび形ダイヤモンド。センターストーンを綺麗に取り巻くのに使われます。 サイドストーンとしてよく利用されます。
メレ
フランス語で「小粒石」。小さいダイヤのこと。 品質もいろいろありますから、輝かない低品質のものは避けましょう。当店では綺麗なメレダイヤを使用することをお奨めしています。特にリングは自分でいつも見るものですから、ある程度のグレードのダイヤモンドを使いましょう。
ルース
裸石。研磨されているが、まだ枠にセッティングされていない状態の石。
ロウ目とロウ付け
地金と地金を接合するとき融点の低い地金を火で溶かして接合します。この工程をロウ付けといい、 その節目をロウ目といいます。 加工において非常に神経を使う工程です。 リングのサイズ直しも、ロウ目が出ないよう最新の注意を払います。
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