先日ジュエリーリフォームを検討中のお客様から、こんなご質問をいただきました。

「昔購入した物ばかりで、価値があるのか無いのか・・・。
このジュエリーに『リフォームする価値』はありますか?」

ほとんどのお客様がお尋ねになるこの質問。
これには2つの問いかけが含まれていると思います。

1つは「ジュエリーに付いている石の価値はどのぐらいなんだろう?」。
もう1つは「ジュエリーリフォームして良い物になるのだろうか?」という疑問です。

そこで、それぞれについての私の考えを書かせていただきたいと思います。

「石の価値はどのぐらいなんだろう?」

ひとつめのご質問です。
このご質問に対しては、まずはその石に関する一般的な情報をお伝えするようにしています。
貴重度、産地、相場など、私の知識から解説いたします。

また「ジュエリーリフォームしたらどうなるかな?」という視点から、その石の長所や個性(シェープ、色、照りなど)について、私見をお伝えします。
反対に短所となる所がありましても、その部分をカモフラージュするようなデザインを提案いたします。
宝石は1つとして同じ物はありませんから、お客様がお持ちの『その石だけの魅力』をお伝えしたいと考えております。

その上でもう1つ。
お客様がお持ち込みになられる石には、リフォームならではの『石の価値』があると思います。
それは『お客様の思い出や愛着』です。
人生のその時々で購入したり贈られたり、可愛がって時を共にしてきた石は唯一無二の存在。
その特別な感情は『付加価値』として、大切に扱う必要があると考えています。

「ジュエリーリフォームして良い物になるのだろうか?」

2つめのご質問です。
私が考える『リフォームをして良い物になったジュエリー』とは、リフォームをすることにより『①ジュエリーとしての質が高くなった』そして、『②使用頻度が高くなった』ジュエリーのことです。
リフォームを検討するにあたり、この①と②は必ず検討していただきたいポイントです。
この2つが叶ったならば、それは大成功と言えるでしょう。
この部分については、『成功するジュエリーリフォーム』にも詳しく書いておりますので、そちらも合わせてご覧下さい。

「ジュエリーリフォームする価値」とは

冒頭の『ジュエリーリフォームする価値はありますか?』という質問に戻りますが、これは私に投げ掛けられている質問のようで、実は答えを出すのは私ではなく、お客様ご自身なのだと感じています。

お客様は私との会話の中から疑問の答えを得たり、不安を解消したり、ご自身が語るジュエリーのストーリーから『ジュエリーへの特別な気持ち』を再認識されます。
そして「ぜひリフォームして、これからも人生を共にしたい!」と、お客様ご自身で判断されるからです。

また私の所へお問い合わせいただいたということは、物を大切にする優しいお気持ちや、処分してしまうには勿体無いという思いがあるからこそ。

そういったお気持ちに応えるのが私の仕事です。
与えられた状況で常にベストを尽くし、お客様にとって満足いくリフォームとなるよう尽力してまいります。

●私が「綺麗なメレダイヤ」を使う理由
●成功するジュエリーリフォーム
●価値あるジュエリーとは何か?
●「ジュエリーリフォーム」から「ジュエリーリモデル」へ
●ジュエリーリフォームしたら鑑定書を取りなおさなくてはいけないの?
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