当店で使用するメレダイヤはCGL(中央宝石研究所)が開発したダイヤモンドの選別装置を使ってひとつひとつスクリーニングしています。
非常に残念なことですが、現在日本に輸入されているメレダイヤの1〜2%に合成ダイヤモンド(*1)やHPHT処理(*2)の可能性のあるメレダイヤが含まれているそうです。
またそのサイズは非常に小さい物が多いと報告されています。
ジュエリーのセンターストーン等に使用するダイヤモンドに関しては通常、鑑定/鑑別書が付いているので問題はありません。
しかしサイドストーンに使用するメレダイヤについては、コスト的な観点からひとつひとつに鑑別書を求めることは事実上不可能で、そのためにこのようなトラブルが発生しやすくなります。
当店ではこの状況に対処するため、こちらの装置(↓)を導入しております。
この装置によりラウンドブリリアントカットされた無色系ダイヤモンドを『天然ダイヤモンド』と『合成ダイヤモンドやHPHT処理の可能性のあるダイヤモンド』とに分別することが出来ます。
当店では留め直前にこちらの装置にひとつひとつメレダイヤを乗せて検査し、合格したメレダイヤのみを使用しています。
ご希望により出来上がったお品物に鑑別書をお付けすることも可能ですので、お申し付け下さい(有料)。
(*1)合成ダイヤモンドとは地球内部で生成される天然ダイヤモンドに対して、科学技術により人工的に作製したダイヤモンドのこと。高温高圧合成(HPHT)と化学気相蒸着(CVD)法により合成
(*2)天然ダイヤモンドの色を向上させるために行うHPHT法による処理
【2022年、日本におけるメレダイヤの最新情報】
合成ダイヤと天然ダイヤを判別できる機械を導入している輸入元も多く存在するようになったので、状況は改善されたと言える。
現在、当店はそのような業者から仕入れを行なっているため、ひとつひとつのスクリーニングは省略しています。
◉販売員はおりません。デザイナーがお客様のお話を伺います。
当店のオーダーメイドは『お客様・デザイナー・職人がひとつのチーム』となってジュエリーを作るスタイルです。デザイナーが直接お話を伺い、お客様の想いを形にします。お客様の役目はプロデューサー。ジュエリー造りのワクワク・ドキドキを体験してください!
*GIA GG(米国宝石学会認定宝石鑑定士)、ジュエリーデザイナーの紹介はこちら
◉自社工房を持ち、専属の職人が手作りいたします。
サロンの隣に工房を併設し、熟練した職人が1つずつ丁寧にお作りします。制作途中にデザイナーと職人が何度も話し合い細かくチェックするため、ハイクオリティなジュエリーが完成します。また外部業者へ委託しない分お安くできるというメリットもあります。
*コラム「どうして自社工房、専属職人なのか?」はこちら
◉実物大の精密なデザイン画を作成し、そのデザイン画とほぼ同じように実物をお作りします。
原寸大のデザイン画をお作りするのは、お客様と製作者側で共通のイメージを持つため。細部までしっかり確認してから制作に入りますので、出来上がりまで安心してお待ちいただけます。また出来上がった後、イメージと違う!といったトラブルを回避することができます。
*デザイン画から生まれるあなただけのジュエリー