2012/07/25 C.S.様

見事によみがえった江戸時代の珊瑚。
私をとても可愛がってくれた祖母が、お嫁入りの時に持ってきた珊瑚。

祖母の実家である士族の家で何代にもわたって、とても大事にされてきた事をよく聞かされていました。数珠状に繋がったものとは別に同じ色の珊瑚が一粒あり、不思議に思って理由を聞くと、簪(かんざし)としての純金の部分は太平洋戦争中に国に供出したと話してくれました。

そういった様々な思いを、ステーションタイプのネックレスとして甦らせていただき、どんな色の洋服にも似合いそうです。帰省したら、仏壇の祖母にみせてあげようと思います。さかのぼると、200年以上たった珊瑚だと思います。

他にも、同様な小粒の珊瑚は華奢なネックレスに、形見分けでいただいた彦根藩に伝わる珊瑚もペンダントヘッドとして新たな生命が吹き込まれました。

今回は珊瑚づくしで、30年前の那覇で血赤珊瑚のリング(台+珊瑚だけ)を持参したところ、とてもスタイリッシュなリングに変身をとげ、購入者である主人もビックリしました。

デザイン画で不明な点は、何度かメールの往復があって納得いく形でお願いしています。翡翠から始まって、何回お願いしたかカウントできませんが「眠っているけどもったいない、でも捨てるに惜しい」というジュエリーに、新しい道を作っていただき、それぞれが新しい輝きを放っています。こういうものだったら、将来は記念品として喜んでもらっていただけると思います。

特にリングは既製品にない満足感。
指にぴったりと添う形状で、非常に使いやすいです。

DATA

【制作】リフォーム
【素材】K18イエローゴールド、珊瑚、翡翠、ダイヤモンド