日本ではダイヤモンドもサファイヤもエメラルドも採れません。日本で誇れる宝石と言えば真珠でしょうか。また山梨県、甲府市も水晶の産地として有名ですね。さて、三大宝石というと「ルビー」「サファイヤ」「エメラルド」と習いますが、その次にランクされる宝石のひとつに「翡翠」があります。美しい緑色のとても硬い石ですね。

実は日本でも「翡翠」が産出されます。場所は新潟県糸魚川市。

私と糸魚川翡翠との繋がりは、かなり前に遡ります。10年ほど前、まだ私がここ御徒町で工房を始めて間もない頃、糸魚川のお客様が訪ねて来てくださいました。お仕事で上京された際にお寄りいただいたのですが、遠く日本海側からのお客様にとても感激したことを覚えております。それ以来不思議なことに糸魚川翡翠ファンのお客様が増え、たくさんの糸魚川翡翠を使ったジュエリーを作らせていただきました。それ以来いつかは必ず行かなくては!と思うようになり、昨年上越新幹線が開通したこともあり、念願かなって翡翠を訪ねにいざ糸魚川市へ。

以下はその時に撮った糸魚川の自然と翡翠の写真です。どうぞお楽しみください。

新しくなったJR糸魚川駅。
さあ、糸魚川翡翠観光のはじまりです。

 

 

 

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小滝ヒスイ峡→

JR大糸線小滝駅の西方、姫川の支流小滝川沿いにある。
糸魚川ではヒスイの原石を見ることができるもっとも著名な渓谷。
ヒスイを見つけても持って帰っちゃいけませんよ!

 

 

 

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お城のような石垣を通り、石段を登ってここが翡翠園の入り口です。
ようこそ!
造園の権威と言われた大阪芸術大学学長、中根金作の設計監督による、庭にはヒスイをちりばめた日本でも珍しい庭園です。

 

 

 

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入り口を入ると正面には70トンもあるコバルトヒスイの原石が!
その後ろに広大な日本庭園はなんと1万7千平方米! これがなんと、プライベート所有というんだからさらに驚きです。

 

 

 

 

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併設する美術館には数々のヒスイのコレクションが展示されていますが、糸魚川のヒスイに限らず世界中から収集された貴重な物が展示されています。

なんども言いますが、個人所有。

 

 

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谷村美術館。
設計は建築界の最高峰、村野藤吾氏による物で、シルクロードの砂漠の遺跡を想定しているそうです。
展示作品は木彫芸術の第一人者、沢田政廣氏による仏像。作品を見ながら石窟調の館内を鑑賞できるようになっており、異空間を感じることができます。糸魚川ののどかな風景のなかに突如として現れる建物が異彩を放っている。

 

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エントランスへ続く回廊も素敵!

 

 

 

 

 

 

糸魚川翡翠園のウェブサイトはこちら

翡翠というと中国のイメージがありますが、中国で産出するものは軟玉(ネフライト)。翡翠は硬玉(ジェーダイト)で安定的に供給できる海外の産地はミャンマーです。まちがっても中国で翡翠と思って軟玉を買ってこないように!

糸魚川翡翠は海外の翡翠より硬くパワーが強いらしいですよ!
石言葉は安定、平穏、慈悲、知恵、忍耐力だそうです。どれも私に必要!

最後に滞在中お世話になったU様をはじめ皆様に、この場を借りて感謝の気持ちを送らせていただきます。