| ■大きさ?品質?形?
アメリカなどでは多少のキズや色など気にせず見ばえの良い大粒のダイヤモンドを好んで買うそうです。日本では大きさ(キャラット)よりもカラー、クラリティ、カットが重視され、よりハイグレードなダイヤモンドを求める傾向が強いようです。日本人は量より質?
高価で高品質のダイヤモンドでないと美しくないという概念にとらわれ過ぎて、大粒ダイヤの購入を諦めたりしていませんか?
形もそうです。 ダイヤは丸だけではありません。 ハートシェープ、なみだ形(ペアシェープ)、船形(マーキス)、オーバル、エメラルドカット。
最近ではアッシャーカット、クッションカットなどなど。。 他の人と差別化をはかるためにも個性的に丸型以外をチョイスしてはいかがですか?

ここ何年かキャラット以外の要素でカットが重要と勧めるジュエラーが多いように感じます。
ハート&アロー、トリプルエクサレント、ハート&キューピットなど次々にカットグレードを表す言葉が生まれています。
これは売る側の戦略もさることながら、日本ではまだまだダイヤについて認識が薄く 鑑定書や売り手側の情報や宣伝に頼ってしまうところにあると思います。
やはり本物を見分ける目や良いものを感じ取る感覚をやしなうべし!ということでしょうか。。。
それではプロの私だったらどんなことをポイントにダイヤを買うでしょうか?
■プロはここを見る(ふ〜ん、なるほど。)
ルーペでみましょう。ルーペの見方(準備中)
●キズの位置
同じグレードのものでもダイヤの中心にあるか端にあるかで受ける印象がかなり違います。
●0.99ct or1.0ct?
ダイヤの代金を比較するとき、「ガイ」をいう単位で比較します。 「ガイ」は1ctあたりの代金です。 ガイが100,000円の0.5ctのダイヤは50,000円です。
0.99ctと1.0ctでは0.01ctしか違わないのにガイにはとても開きがあります。
ただしやはり1ctは人気があるので0.9ct台のダイヤは市場にとても少ない。
●カーボン
ダイヤモンドの内包物の中に黒い結晶があります。これをカーボンといいます。 これは存在する場所や大きさによってダイヤの見え方に影響を与えることがあります。
実際には1つしかカーボンが無いのに上から見ると3つにも4つにも見えることもあります(万華鏡のように)。鑑定書のグレードを鵜呑みにせず必ず自分の目で確認してください。
●フロスティガードル
ダイヤを真上から見て円周の側面部分をガードルといいます。 最近は少ないようですが、中には曇りガラスのように研磨してないガードル(フロスティーガードル)があります。
鑑定書に特に記載されず減点対象になりませんが、 リングにセットすると爪と爪の間にこのガードルの白い線が妙に目立って気になることもあります。研磨したガードルとそうでないものでしたら研磨したガードルを選びましょう。
●オイリー
ダイヤモンドの中にオイルを塗ったように白っぽくぼやけて見えるものがあります。 これをオイリーといいますが、あまりにその傾向が強いものはクラリティグレードに影響を及ぼす可能性もあります。
蛍光性を有するダイヤモンドにオイリーが多いということもありますので購入しようとしているダイヤモンドの鑑定書にフローレッセンス→
Strong Blueと記載されていたら、専門家にチェックしてもらいましょう。
●カット
最近ではトリプルエクセレント(EEE)、ハートアンドアロー(EXH)、ハート&アロー、ハート&キューピッドなど超高品質を売りにしたダイヤモンドが登場してます。
どちらも大変きれいなカットですばらしいのですが、そこまで必要?って思うのは私だけでしょうか? 付加価値をつけるということはそれだけ高い買い物を強いられるということです。
ダイヤのサイズにもよりますが、Very Good以上なら充分に綺麗だと思います。昔に比べてカットの鑑定基準もずいぶん厳しくなりましたし、私ならその分でより大きなものを購入したいと感じます。
立爪のリフォームを数多く取り扱ってきた私がとくに感じることで次のような事があります。、10年、20年たったお客様のほとんどがご自分のダイヤモンドのグレードは覚えていません。『鑑定書どこいっちゃったかしら??』なんて方も多く、やはり大きさかしらね。。。っと感じます。
余談
2006年の4月から日本のAGL(宝石鑑別団体協議会)はダイヤモンドのカットグレードの基準をAGL方式からGIA方式にいっせいに移行しました。
これってどういうこと?。。。。つまりそれまでの鑑定書のカット表記が変わってしまう可能性があるってことです。鑑定書の記載を信じて購入した消費者はいったい何を信じればいいのでしょうか?
それにAGL方式からGIA方式への変更って、いったいどのような基準かは不明。
ネットからダイヤモンドのルースを購入ご検討の方は是非鑑定された日付をチェックしてくださいね。 2006年4月以前のものでしたらもう一度鑑定しなおしてもらいましょう。
以上 、プロがダイヤモンドを見るときに気をつけるポイントを挙げてみました。皆様からの情報、ご意見、ご質問もお待ちしております。お客様が最高のお買い物ができるよう情報を共有できたらと考えています。
ダイヤモンドはとても美しく、人々を魅了してやみません。 目に見えないエネルギーを与えてくれる地球からの贈り物、ダイヤモンド。
あなたはどうやって手にいれますか? |