| ダイヤモンドを購入された経験のあるかた、ご検討の方は4C'sはご存知と思います。今回は5番目のCについてお話したいと思います。
■CERTIFICATE(鑑定書のC)
プロが信頼するGIAの鑑定書
購入しようとするダイヤモンドとその鑑定書が本当に同一かどうかは専門家でない限りわかりませんよね。 つまりそこで鑑定書の“信頼性”が大きな問題となってきます。
現在、世界のダイヤモンド取引所で公認されている鑑定書は大まかに言ってGIAとHRD(ダイヤモンド・ハイカウンセル)の二つの鑑定書、あとはそれに順ずる2〜3の鑑定書だけです。
つまり、GIA(非営利団体)の鑑定書はダイヤモンド取引所のメンバーが認める鑑定書なわけです。日本の鑑定機関(株式会社)もこのGIAの推奨するグレーディングシステムを採用しています。
残念ながら日本の鑑定書のほとんどは世界のダイヤモンド取引所では通用しません。 つまり 日本の鑑定機関で発行された鑑定書は日本国内でのみ通用するものと考えた方がいいかもしれません。
ダイヤモンドは地球上で一番硬い鉱物、永遠のものです。 あなたが購入したダイヤモンドがお子様に。 そのお子様からお子様にと受け継がれていくわけです。
その頃にはもっとグローバル化が進み、日本人が日本以外の国で住むことが当たり間の世の中になっているかもしれません。やはり世界的に通用する鑑定書がいいなあ。。って感じるのは私だけでしょうか。。
ただ残念なことに今手元にダイヤモンドがあるとして、これにGIA発行の鑑定書を入手することはきわめて困難なのです。GIAの鑑定書を発行する機関が日本にない。あるのはAGTという取次ぎ機関だけ。アメリカのサンディエゴかニューヨークのGIAのラボに送って発行してもらわないとならないわけです。現在日本にあるGIA鑑定書付きのダイヤモンドはアメリカで鑑定されて鑑定書が付いた状態で日本に輸入されたもです。最近では容易に判別できるようにダイヤモンドのガードル部分にGIAのシリアルナンバーが刻印されてあるダイヤモンドもあります。鑑定書をなくしても自分のものだってことがすぐ分かって便利です。
それに比べて日本で出回っている大多数のダイヤモンドのルースは鑑定書なしの状態で輸入され、日本の鑑定機関で鑑定されソーティング(*1)というものを発行してもらいます。小袋にグレードが記載されたシールが貼ってあり、小さいので業者間の取引などでもとても便利です。鑑定書はお客様に売れてからこのソーティングに従って発行してもらえばいいわけです。つまり鑑定書代が含まれて居ないのでGIAのダイヤモンドよりはお安いということです。こんな料金的な面もありGIAの鑑定書付きのダイヤモンドは『高い』というイメージが定着してしまって売りづらいというのが本音でしょう。またこういった現状をきちんと説明できるジュエラーも少ないのではないでしょうか。
さてここでGIAを少し説明しておきます。
GIAとは・・・
米国宝石学会:Gemological
Institute of America。
アメリカのカリフォルニア州カールスバッドに本部を置く鑑定・教育機関です。 その一定の課程を修了したものは“G.G = graduate
Gemologist”と呼ばれ日本では宝石鑑定士と訳されます。
厳正・中立な非営利機関
GIAは他の多くの鑑定機関と違い非営利の鑑定機関です。 鑑定に利益を求めることがないため鑑定を依頼する団体、企業から全く影響を受けません。
厳正な鑑定書とはこのような中立な立場の下で初めて本来の意味を持つものと言えるのではないでしょうか。 ちなみに国内のほとんどの鑑定所は株式会社です。
世界基準 4C
GIAは、1931年に南カリフォルニア大学鉱物学研究室から独立して設立されました。 まだあいまいで専門家に頼っていた鑑定という分野に科学的な測定方法を導入して鑑定基準を確立しました。有名な4CはGIAから生まれ今やこのGIAの鑑定基準が世界で通用するひとつのものさしとなっています。教育機関に力を注いでおり世界各国にGG(*2)を排出しています。日本の鑑定所で働くスタッフつまりグレーダーは現地のGIAの卒業生か日本で通信過程を終了した人達です。
(*1)ソーティング袋

(*2)G.G.のディプロマ
■信頼のおける日本の鑑定所
いろいろのご意見もあるかと思いますが私が利用している鑑定機関は。。。
●全国宝石学協会
●中央宝石研究所
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